ハイケムがサスマ展出展 石油代替ポリマーなど展示

2025年11月11日

ゴムタイムス社

 グローバルに事業を展開する化学品商社兼メーカーのハイケムは11月10日、2025年11月12~14日まで幕張メッセで開催される「第5回サステナブルマテリアル展」に出展し、サステナビリティに貢献するバイオマスモノマー、誘導体、生分解性を有するポリマーなどの化学品原料各種及び樹脂を展示すると発表した。
 展示会名は第5回サステナブルマテリアル展、会期は2025年11月12日~14日、会場は幕張メッセ、ブース位置は小間番号25ー52となる。
 同社は、日中ファインケミカル貿易のリーディングカンパニーとして、コストメリットの高い製品をスピーディーかつ安心の体制で提供している。製品供給にあたっては、中国の先進企業との戦略的パートナーシップや販売代理店契約を締結することで、安定した供給体制を構築し、ユーザーの多様なニーズに対応している。
 今回のサステナブルマテリアル展では、同社の豊富なラインナップの中から、従来の石油由来の材料の代替となるポリマー、バイオマスモノマー・ポリオール、高機能素材など、少ない環境負荷が見込まれる製品を展示する。
 出展製品は、ポリマー/樹脂では、ポリ乳酸(PLA)、バイオナイロン樹脂(PA56、PA510)、PHA樹脂(PHB、PHBV、P3HB4HB)となる。
 モノマー/ポリオールでは、バイオマスモノマー(1・2ープロパンジオール(プロピレングリコール)、1・3ープロパンジオール、1・4ーブタンジオール、1・2ーペンタンジオール、1・5ーペンタンジオール、1・4ーブタンジアミン、1・5ーペンタンジアミン、1・5ーペンタメチレンジイソシアネート、フルフラール、ノルマルブタノール、ラクチド、コハク酸、ソルケタール)、ポリオール(大豆油由来ポリオール、ヒマシ油由来ポリオール、バイオPEP(バイオポリエステルポリオール)、PPCD(ポリプロピレンカーボネートジオール)、CO2ポリオール)となる。
 高機能素材では、シアネート・BMI樹脂(シアネートモノマー・樹脂、ビスマレイミドモノマー、ビスマレイミド・トリアジン樹脂「HRポリマー」)となる。
 その他、親水性コーティング、生分解性発泡シート、バイオ由来 樹脂添加剤(EBS(エチレンビスステアロアミド))を出展する。

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