ブリヂストンは11月12日、オンラインで石橋秀一代表執行役グローバルＣＥＯや菱沼直樹グローバルＣＦＯらが出席し、25年12月期第３四半期決算説明会を開催した。
25年12月期第３四半期の売上収益は３兆２３４９億２６００万円で同１・１％減、調整後営業利益は３６８３億６７００万円で同４・３％増、営業利益は２９１７億２３００万円で同22・６％減、四半期利益は２０３１億６００万円で同19・５％減となった。
25年12月期第３四半期について石橋ＣＥＯは「当期利益は北米南米や欧州拠点を中心に再編再構築費用など調整項目に７６６億円計上したため、対前年減益となった」と説明した。
25年12月期第３四半期のタイヤ販売本数（累計）は、乗用車用（ＰＳＲ／ＬＴＲ）がグローバルで前年比１％減、ＴＢＲ（トラックバス用）がグローバルで２％減となった。ＰＳＲ／ＬＴＲではグローバルで同４％増となった。
地域別では乗用車用は日本では新車用が同７％減、市販用は同９％増、北米は新車用が同８％減、市販用が横ばいとなった。アジア・大洋州・インド・中国は新車用が同４％増、市販用は同２％減となった。ＴＢＲでは、日本は新車用が同３％増、市販用は同19％増、北米は新車用が同６％減、市販用が同２％増、アジア・大洋州は新車用が同19％減、市販用が同９％減、欧州は新車用が同１％増、市販用は同３％減となった。
財別の業績をみると、タイヤ事業ではＰＳ／ＬＴの売上収益は１兆８００５億円で同１％減、調整後営業利益は１９４８億円で同０％増、ＴＢの売上収益は７４８２億円で同０％減、調整後営業利益は６９８億円で同60％増、スペシャリティーズ（鉱山用、飛行機用、二輪車用タイヤが含まれる）の売上収益は４７３７億円で同１％減、調整後営業利益は９７４億円で同12％減となった。
化工品・多角化事業の売上収益は２１２５億円で同６％減、調整
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