豊田合成は11月6日、同社と国内外のグループ会社など8社が、11月12日と13日にポートメッセなごやで開催される「第30回からくり改善くふう展2025」に出展すると発表した。
この展示会は、歯車やバネなどのシンプルな機構の「からくり」を用いて、費用をかけず製造現場の困りごとなどを改善した事例紹介の場として、1994年から毎年開催されている。同社グループでは、作業性の向上や省エネルギー化を目的にからくり改善活動を推進しており、2010年から継続して同展示会に出展している。今回は、同社およびグループ会社など計8社から12作品を出展し、現場で生まれたアイデアと改善の成果を紹介する。
展示会の日時は、11月12日10時~16時30分、11月13日10時~16時、場所はポートメッセなごや第3展示館、出展企業は116社、作品数は429点、主催は、日本プラントメンテナンス協会となる。
出展会社名は、同社、豊田合成日乃出、中勢ゴム、ティージーオプシード、豊田合成東日本、豊田合成星光(天津)汽車部品、豊田合成(佛山)橡塑、豊田合成(佛山)汽車部品、出展作品数は12作品となる。
主な出展作品となる「何でもOK!」の製作者は、豊田合成(佛山)汽車部品製造革新部、馮健明氏。てこと磁力を用いて必要数量のビスを自動供給。ビスを取り出すとその力でからくり機構が回転する。電力低下と作業バラツキの低減を実現。ピッチ調整で数量変更やサイズ違いにも柔軟に対応可能となる。
2025年11月10日

