三洋貿易は10月29日、11月12~14日まで開催される「高機能素材week」に出展すると発表した。ブースでは同社が取り扱うサステナブル商材を紹介し併設のセミナー会場では、「三酸化アンチモン代替に向けた次世代無機系難燃剤「Kemgard」の最新動向」と題した講演を製造元のHuber Engineered Materials社から来日した技術責任者とともに行う。
三酸化アンチモン(ATO)は燃焼の連鎖反応を止めるために必要不可欠な化合物だが、昨今の中国における三酸化アンチモンの輸出規制・価格高騰を背景に市場では供給不足が起こり、代替難燃剤の開発が加速している。またATOの長期使用はPVCコンパウンドメーカー、エンドユーザーにとって安全性において懸念がある。Kemgardは安全でありながら優れた代替品として現在市場を博しており、同社は日本の特定代理店として取り扱いをしている。
展示会名は、高機能素材Week、開催期間は11月12日~11月14日、会場は幕張メッセ、ブースNo・17ー52、展示内容はCOP樹脂、PFASフリーフッ素ゴム、ATO代替難燃助剤に加え、エポキシ化天然ゴム・ISCC認証EPDMバイオマス由来のカーボン・シリカ・オイルなど環境配慮型のサステナブル商材を紹介する。
入場方法は【公式】高機能素材Week、2025/11/12ー14幕張メッセから登録となる。
セミナー日時は11月12日13時30分~14時15分、セミナー会場は幕張メッセNext Tech STAGE セミナーC、申込方法は、セミナー、高機能素材Week・ファインテック・Photonix 2025 から申込みとなる。
2025年10月31日



