三ツ星ベルトふれあい協議会主催 第36回ミュージックサロン開催

2025年11月04日

ゴムタイムス社

 三ツ星ベルトは10月29日、サントリーホールブルーローズで「第36回ミュージックサロン」と日本ユニセフ協会への「寄付金贈呈式」を開催した。主催である三ツ星ベルトふれあい協議会は「人を想い、地球を想う」の基本理念のもとに同社グループの従業員で構成されたボランティア団体であり、地域とのふれあいを大切にしながらSDGsの推進や社会とのつながりを深める活動に取り組んでいる。ミュージックサロンは、才能あふれる若手演奏家を迎えて、生演奏ならではの豊かな響きと感動を届ける場として音楽ファンや関係者に喜ばれている。コンサート当日は約350人が来場した。
 演奏会は2部構成で行われ、第1部はピアノ(丸山凛さん)とヴァイオリン(田中里奈さん)のデュオ、第2部はマリンバソロ(新田吏央さん)による演奏が行われた。1部のピアノとヴァイオリンのデュオではエルガーの「愛の挨拶」やシューマンの「3つのロマンスOp.94」「ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105」、チャイコフスキーの「ワルツ・スケルツォOp.34」など演奏。丸山さんと田中さんは小学校3年生からの幼馴染。聴衆はピアノとヴァイオリンによる優雅な心に響くアンサンブルに聞き入った。

 2部のマリンバソロでは、クリストファー・ノートンの「November Evening」、福田洋介作・新田吏央編の「さくらのうた」、ハロルド・アーレンの「Over the Rainbow」などを演奏した。さくらのうたは吹奏楽の名曲として知られるが、新田さんはマリンバソロでこの曲を演奏したいとの思いから、約1年かけて編曲。聴衆はマリンバが奏でる豊かな音の世界感に浸っていた。
 なお、演奏会の前に日本ユニセフ協会への寄付金贈呈式が行われ、池田浩社長が日本ユニセフ早水研専務理事に寄付金目録を贈呈した。

ヴァイオリンとピアノのデュオ

贈呈式の様子

 

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