ダイセルは10月８日、２０２５年10月15～17日に東京ビッグサイトで開催される「食品開発展２０２５」に出展することを発表した。
女性のライフステージに寄り添うフェムケア素材として、腸内代謝物「アストロホップ（８ープレニルナリンゲニン含有）」を中心に、更年期、筋肉の維持、肌の保湿・弾力、細胞再活性など、多様なニーズに応える機能性食品素材を展示する。
さらに、女性の健やかさと健康寿命を伸ばし、自分の望ましい状態で歳を重ねていくＢｅｔｔｅｒ Ａｇｉｎｇをサポートする素材群の紹介と、「アストロホップ」や乳糖発酵物「ラクトビオン酸」を配合した試食品の提供、エクオール含有素材「フラボセル」やこんにゃく芋由来セラミドも展示する。
また、会場内の出展社プレゼンテーションでは「アストロホップ」とウロリチンＡ含有素材「ウロリッチＲ」の紹介を予定している。
「アストロホップ」は、ホップ由来のポリフェノールのひとつである「キサントフモール」の腸内代謝物である機能性食品素材である。アストロホップの機能性成分である「８ープレニルナリンゲニン」は加齢に伴う筋萎縮抑制、筋量の回復促進、アミノ酸取り込みの促進が期待される。少量で機能性を発揮するため、サプリメント形状だけではなく飲料や食品など様々な形態に配合しやすい注目の筋肉への訴求素材になる。
「ウロリッチ」は、ザクロ果皮から抽出したエラグ酸の腸内代謝物であるウロリチンＡの機能性食品素材である。ウロリチンＡはオートファジーの機能だけではなく、サーチュイン遺伝子の活性化の機能も持つウェルエイジング素材として注目されている。オートファジーとサーチュイン遺伝子の両方を活性化することで、細胞内の新陳代謝を促進し、細胞の再活性化が期待される。
「食品開発展２０２５」への出展告知イメージ
アストロホップ
ザクロ
