デンカは10月1日、広報誌「The Denka Way」2025 Autumn号を発行したことを発表した。本誌は、同社のあらゆるステークホルダーに対して、同社の認知向上と理解促進を図りながら、企業価値を伝えることを目的とした広報誌である。同社グループの方針や目指す方向性、財務・非財務分野の取り組みを紹介している。
本号では、5G/Beyond5Gなど高速通信社会の発展に寄与する新素材「スネクトン」を取り上げた。各種電子機器内の電子回路基板で起こる「伝送損失」問題や、データセンターやAIサーバーの排熱問題の解決にも貢献する、スネクトンの特長と可能性を解説するとともに、開発ストーリーも紹介している。
また、同社の110年の歴史を辿る「挑戦の系譜 デンカ110年の物語」が本号よりスタートした。シリーズの第一回目として、同社の創業者・藤山常一氏の視点から、デンカの創業期を振り返る他、社名に込めた想いや「ぐんばい」マークの由来など、創業にまつわるエピソードを紹介し、その挑戦の歴史を紐解く。
さらに、同じく新企画となる社員紹介企画「クロスバトン」では、同社の祖業である農業用肥料「石灰窒素」に携わる二人の社員インタビューを通じて、その想いや取り組みを伝える。
本誌は、印刷物としての発行のほか、同社企業ホームページから誰でも閲覧可能となっている。

