ポリスチレン需要停滞が続く 物価上昇や輸入増加も要因に 

2025年07月17日

ゴムタイムス社

 ポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の需要が停滞している。日本スチレン工業会の統計によると、25年1~6月のPS生産量は27万3358tで前年同期比4%減、内需は24万7616tで同8%減、25年1~6月のSM生産量は62万7734tで同3%減、内需は52万3648tで同3%減となった。
 同工業会が7月15日に開いたプレス懇談会の席上、顕谷一平会長(PSジャパン社長)は「景気が転換点に差し掛かっているとの報道が一部みられるが、物価上昇

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