住友重機械工業の2024年12月期連結決算は、売上高が1兆711億2600万円で前期比1・0%減、営業利益は551億300万円で同25・9%減、経常利益は491億8400万円で同30・0%減、当期純利益は77億2100万円で同76・4%減となった。
セグメントのうち、インダストリアルマシナリーの売上高は、2843億円で同2%増、営業利益は203億円で同21%減。プラスチック加工機械事業は、中国において電気電子関連の需要が底入れするも、欧州では投資の冷え込みが継続したことから、受注は前期並みとなった。一方、欧州を中心に受注残が減少したことから売上、営業利益は減少した。その他の事業では、半導体市況停滞に伴う顧客の在庫調整や投資先送りの影響が続き、受注は減少した。売上は受注残が高い水準であったことから増加した一方、営業利益は機種構成の変化により微減となった。
2025年12月期の連結業績予想は、売上高1兆900億円で同期比1・8%増、営業利益は600億円で同8・9%増、経常利益は530億円で7・8%増、当期純利益は280億円で同262・6%増を見込んでいる。
2025年02月18日