東ソーが研究成果公開 京大iPS細胞研究所

2024年04月08日

ゴムタイムス社

 東ソーは4月5日、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の後藤慎平教授(臨床応用研究部門)および高山和雄講師(増殖分化機構研究部門)らの研究グループと同社が開発した「2・5次元培養器材(開発品)」を使用して得られるヒトiPS細胞由来の肺胞上皮細胞と気道上皮細胞で、新型コロナウイルス(SARS―CoV―2)変異株を見分けるモデル系の開発に成功したことを発表した。
 この研究成果は、2024年3月29日(日本時間)にアメリカの生物科学学術誌「Stem Cell Reports」で公開された。
 同社は、細胞塊を大量かつ簡便に形成可能な「2・5次元培養器材(開発品)」を展開することで、創薬や再生医療の発展に貢献していく。

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