住友化学、米国子会社を譲渡 ポストハーベスト事業再構築

2024年03月29日

ゴムタイムス社

 住友化学は3月28日、農作物の収穫後に用いられる殺菌剤や鮮度保持剤、コーティング剤ならびにそれらの薬剤処理などのポストハーベスト事業を展開する米国子会社ペース・インターナショナル社を、米国アグロフレッシュ・ソリューションズ社に譲渡したと発表した。
 ポストハーベスト事業の世界市場は堅調な成長が見込まれるが、同社として事業ポートフォリオを選別した結果として、これまでペース社が担ってきた事業について、グローバル展開や製品ラインアップを強みとするアグロフレッシュ社をベストオーナーとして一層の競争力強化ならびに事業拡大の加速を図ることが最善であると考え、実施したもの。同再編後、同社はアグロフレッシュ社との間で、バイオラショナルを含むポストハーベスト分野での製品・技術開発について戦略的な提携を進めていくこととしている。これにより同社グループとして注力するバイオラショナル事業の拡大をさらに加速させていく考え。
 同社は、現在、短期集中業績改善策の一環として採算性やベストオーナーの視点に基づき、事業の再構築を加速させている。こうした取り組みを着実に進めることで、2024年度の業績V字回復をより確実にするとともに、今後の抜本的構造改革につなげていく。

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