SCORE BAJA 500参戦をサポート TOYO TIRE

2023年05月29日

ゴムタイムス社

 TOYO TIREは5月25日、米国タイヤ販売子会社Toyo Tire U.S.A. Corp.とともに、5月31日から6月4日にかけて、メキシコのバハ・カリフォルニア州で開催される第55回「SCORE BAJA 500(バハ500)」に参戦する3選手のチーム車両に対し、同社製ピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY」シリーズを供給し、同レースでの活躍をサポートすると発表した。
 「SCORE BAJA 500」は、「SCORE World Desert Championship」(全4戦)の第2戦で、世界有数の過酷なオフロードレースとして知られている。
 本レースの参戦車両は、メキシコのバハ・カリフォルニア半島の都市エンセナーダを出発し、全行程約470マイル(約750km)の、起伏に富んだ砂漠地帯や岩場の多い山岳地帯を高速で駆け抜ける。砂や岩で構成されるハードな路面を制限時間内に走破するためには、ドライバーの技術に加え、装着タイヤの悪路走破性と耐久性が高いレベルで求められる。
 同社は、昨年に続き、オフロード向け製品として北米市場で高く評価されているピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T」をレース用にチューンアップした「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給する。
 本製品をはじめ「OPEN COUNTRY」シリーズは、世界各地のオフロードレースで蓄積した経験を商品開発に生かしてラインアップの充実を図っている。
 「SCORE World Desert Championship」においてもトラクション性能やブレーキ性能、悪路走破性を向上したトレッドと、耐外傷性の高いタフネス構造が実力を発揮し、数々の勝利をサポートしてきた。
 本年4月のSCOREシリーズ第1戦「SCORE San Felipe 250」で総合2位に入賞したAlan Ampudia(アランアンプディア)選手をはじめ、サポート契約を結んでいる選手とともに総合優勝をめざす。
 OPEN COUNTRYシリーズはピックアップトラック/SUVをターゲットとした同社の主力ブランド。同社は「SCORE World Desert Championship」をはじめとする国際的なレースにおいて、OPEN COUNTRY装着車両で数々の好成績を収め、耐久性能や耐外傷性、悪路走破性を高い次元で磨いてきた。
 特に大型SUV車両が抜きんでて普及している北米では、それらの高い基本性能とアグレッシブなパターンデザインが高く評価されている。また、最近、国内ではアウトドアやファッションを志向するユーザーの間で、タイヤ側面の商品名とブランドロゴを白文字で立体的に表記したホワイトレターの商品が大変好評を博している。

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