ガラスビーズ事業を会社分割 ユニチカ、子会社が承継

2022年11月29日

ゴムタイムス社

 ユニチカは11月28日、同日開催の取締役会において、同社のガラスビーズ事業を会社分割し、同社子会社のユニオン(2023年4月1日付で「ユニチカガラスビーズ」に商号変更予定)に承継させることを決議したと発表した。吸収分割契約締結日は2022年12月26日、実施日(効力発生日)は2023年4月1日の予定。

 同社は、ガラスビーズの製造及び販売の機能を集約し効率的に組織運営することを目的に、ガラスビーズを販売する同社のガラスビーズ事業を、ガラスビーズを製造するユニオンに承継させる。

 会社分割の方式は、同社を吸収分割会社、ユニオンを吸収分割承継会社とする簡易吸収分割となる。ユニオンは同会社分割の対価として普通株式1株を発行し、同社に対して割当てる。会社分割に伴う新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱いの該当事項、また、会社分割による資本金の増減はない。

 ユニオンは、同社との間で締結する吸収分割契約に基づき、効力発生日において同社が有するガラスビーズ事業に関する資産、債務、契約上の地位、及びこれらに付随する権利義務を承継する。

 会社分割後は、同社の商号、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容(本会社分割の対象となっている事業を除く)、資本金、決算期については、いずれも変更はない。また、ユニオンは2023年4月1日付で、商号をユニチカガラスビーズに変更する予定となっている。

 同社は同会社分割について、同社及び同社100%出資の連結子会社を当事者とするものであり、連結業績への影響は軽微であるとしている。

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