ヘルスケア事業は減収減益 相模ゴムの4~9月期

2022年11月15日

ゴムタイムス社

 相模ゴム工業の23年3月期第2四半期決算は、売上高は28億3100万円で前年同期比0・2%増、営業利益は4億400万円で同38・1%減、経常利益は9億8100万円で同9・6%増、四半期純利益は7億8900万円で同15・9%増となった。
 ヘルスケア事業の売上高は20億8800万円で同2・9%減、営業利益は6億600万円で同27・2%減となった。リピート率の高いサガミオリジナル0.01(ゼロゼロワン)を中心に、ポリウレタン製コンドームが海外売上では継続して伸長し、国内売上では幅広い商品群で新たなロイヤルカスタマーを育成すべく、新商品を9月に上市し、売上拡大を図った。
 プラスチック製品事業の売上高は6億3200万円で同10・8%増、営業損失は0百万円(同3400万円の営業利益)となった。売上高は販売価格の見直しや付加価値製品の拡充で堅調に推移したものの、原油価格の高止まりや原料メーカーのさまざまなコスト増に伴う原料価格への転嫁に追いつかず、増収減益となった。
 入浴・介護サービス及びその他の事業の売上高は1億1100万円で同7・5%増、営業損失は3400万円(同3900万円の営業損失)となった。
 通期の連結業績予想は、売上高が54億円で前期比0・3%減、営業利益が8億円で26・5%減、経常利益が8億円で45・4%減、当期純利益が5億円で同54・4%減を見込んでいる。

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