建装材用PEフイルム開発 バンドー化学が販売開始

2020年08月06日

ゴムタイムス社

 バンドー化学は8月5日、環境対応製品として、製造から廃棄までのライフサイクルのCO2排出量と廃棄物量を削減した建装材用薄膜ポリエチレンフイルム「テクリアEGS―T」を開発し、販売を開始したと発表した。

 近年、建装材用フイルムでも環境保全へのニーズが高まっており、同社ではこれに応えるため、高度なカレンダー加工技術や機能微粒子を高充填できる材料設計技術を活用することにより、建装材用フイルムとして求められる表面の滑らかさや下地を見えなくする隠蔽性を保持しつつ、従来品と比べて約20%薄い55µmの厚みを実現した。また、材料の設計を見直すことなどにより、従来品と比べて材料の使用量を約20%減らし、製造から廃棄までのライフサイクルで、CO2排出量を13・5%削減、廃棄物量を10%削減することに成功した。

 同製品の特長は、以下の4点。

 ①「業界最薄フイルム」高度なカレンダー加工技術を生かした優れた厚み精度、表面精度を有している。顔料等機能微粒子の高充填が可能であるため、隠蔽性でも従来品と同等水準を保持しつつ、業界最薄の薄膜化を実現した。

 ②「ECOを促進」製造から廃棄までのライフサイクルで、CO2排出量13・5%削減、廃棄物量10%削減(同社評価)。

 ③「設計の自由度が向上」多彩なカラーとエンボス模様でさまざまな意匠表現が可能。また、業界最薄であるため、TOP透明フイルムの厚み設計の自由度が広がり、意匠・機能性付与の設計自由度も広がる。

 ④「柔軟な対応が可能」幅、長さ、ロット、納期への柔軟な対応が可能。また、BCPの観点から、使用原材料に関しては国内にとどまらずグローバル調達も含め対応している。

 

テクリアEGS―T

テクリアEGS―T