自動工具交換装置を販売開始 ニッタ、8月1日より

2020年07月30日

ゴムタイムス社

 ニッタは、自動工具交換装置「NITTAOMEGA type XM」の販売を8月1日より開始すると発表した。

 同製品は、250~350kg可搬対応。従来機種に対し45%薄型化、30%軽量化、さらに可搬重量は50kgアップを実現した。また、「type M」で好評のCTモジュールを3カ所搭載可能。大口径シリンダ・カムロック方式による安全性を継承しつつ、従来機種と比べ、耐久性とメンテナンス性が大きく向上した。

 ロボットによる自動化は、産業分野を問わず用途が広がっている。同社はこれまで、世界28カ国に累計20万台超の自動工具交換装置を提供し、産業ロボットの多様化に応えてきた。

 近年、自動車製造分野では、構成部品や搬送ジグの大型化、またラインの汎用性を高めるためロボットでリフト機能の代替をするなど、重量物を搬送するロボットのニーズがさらに増大している。一方で、ロボットの性能向上による動作の高速化に追随するため、自動工具交換装置においても薄型・軽量化が求められている。

 そこで今回、このような市場ニーズに応えるべく、同社は軽量・薄型で好評を得ている「NITTAOMEGA type M」に、上位可搬タイプとなる「type XM」を新たに開発した。

 

ロボット側

ロボット側

ツール側

ツール側

 

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