住友ゴム 全国でタイヤ点検 整備不良率は41%

2017年11月07日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は11月6日、全国47都道府県47会場で10月7日に「ダンロップ全国タイヤ安全点検」を実施したところ、タイヤの整備不良率が40・9%だったと発表した。

 また、燃費の悪化・走行性能の低下・偏摩耗の原因となる「空気圧の過不足」が最も多く、点検台数の3台に1台程度の割合で確認された。

 今回の活動では全国47会場と販売店20店舗の協力を得て、3085台のタイヤ点検を実施した。この結果、タイヤの整備不良率は全点検台数の40・9%で、その内容は(重複含む)、空気圧の過不足が30・5%と最も多く、続いて残溝不足が9・4%、タイヤ表面の損傷が7・5%、偏摩耗が5・1%だった。なお今回の活動により、これまでの累計点検台数は8万8000台を超えた。

 同社では2008年10月から年2回、タイヤ点検と安全啓発活動を全国47都道府県の道の駅やショッピングセンターなどで開催しており、今回で18回目の実施となる。

 タイヤ点検ではタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧や残溝、タイヤ表面の損傷などの点検を行っている。また、今回は兵庫県の「道の駅みき」で兵庫県警の「企業と連携した交通安全啓発活動」に賛同し連携した活動を行うなど、ドライバーにタイヤの日常点検の重要性を訴求した。

茨城県「道の駅いたこ」でのタイヤ点検

茨城県「道の駅いたこ」でのタイヤ点検

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