グッドイヤー  米ホンダの「持続可能賞」受賞 人権・環境などで評価

2018年05月21日

ゴムタイムス社

 ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(グッドイヤー)は5月18日、社会と環境に対し大きな役割を果たしたホンダ・ノース・アメリカのOEサプライヤーに贈られる『サプライヤー・サステナビリティ・アワード』を受賞したと発表した。

 この受賞は、本田技研工業(ホンダ)の米現地法人ホンダ・ノース・アメリカの500以上ある北米OEサプライヤーの中で、唯一の受賞となる。

 同社は、ホンダが設定するサステナビリティ・プログラム全7つの領域(人権、法令順守と倫理、ガバナンス、多様性、貿易におけるコンプライアンス、安全と健康、環境問題)において、優れた評価を受けた。

 ホンダはこの表彰を審査するにあたり、同社のオクラホマ州ロートンにある施設を視察し、実際にこれらの取り組みがどのように実施されているのかを確認した。

 グッドイヤー・アメリカズのスティーブ・マクレラン社長は、受賞について「グッドイヤーは、顧客、地域社会および環境への利益を考慮し、タイヤ業界をリードしていくことに努めている。グッドイヤーの革新は、燃費改善のための転がり抵抗を向上させたタイヤデザインなどの技術面から、工場で使用される水やエネルギーの削減および耐用年数経過時における適切なタイヤ管理などの環境面まで広範囲にわたり、サプライチェーン全体の改善を推進している」とコメントした。

 同社とホンダ・ノース・アメリカの取り組みの歴史は長く、30年以上のタイヤ供給の実績があり、最新のOE装着の例としては、ホンダ アコード、アキュラRDX/TLXがある。

 同社は今後も、同社のコネクテッド・ビジネス・モデルの一環として、自動車メーカーとの深い関係性を構築し、車両性能の向上とともに消費者のロイヤルティを上げるためのタイヤソリューションを提供していくことにしている。

 

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