【ゴムロール特集】 製紙向けが唯一増加 前期比5%の減少

2012年11月07日

ゴムタイムス社

ゴム樹脂ロール 製紙向けが唯一増加 上期生産前期比5%の減少

需要構造が大きく変化に

 ゴム・樹脂ロールは印刷用をはじめ、OA・AV機器、製紙、製鉄、繊維、フィルムなどの産業界にとって必要不可欠な製品であり、各種産業での製造工程やライン内に組み込まれ、重要な基幹部品としての役割を担っている。
  日本ゴム工業会・ロール部会の2012年1~6月計のゴム・樹脂ロール生産実績によると、ゴムロール、合成樹脂ロールの合計生産実績は、総合計で1936㌧、前年同期比5・0%減となった。前年上期は東日本大地震の影響で製紙をはじめとする需要業界の生産ダウンやロールメーカーの東北地区工場被災で一時生産が停止されるなどにより、低水準で推移。今上期前半は自動車生産の回復もあり、堅調な伸びを見せたが、4月以降からは欧州、中国景気のダウンで需要が落ち込み、厳しさが増している。前年の震災影響の反動で製紙用ゴムロール(前期比4・6%増)が、唯一、上期実績で前年を上回った。

 

 

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