三井化学が村井と共同研究 ウォーキングインソール開発

2026年08月26日

ゴムタイムス社

 総合化学メーカーの三井化学と靴部品・フットケア製品の総合企業である村井は8月25日、東京都中小企業振興公社の助成を受け、植物由来のバイオポリオール「エコニコール」を使用したインソールを共同で開発したと発表した。
 また、今回開発したインソールが、スピングルカンパニーの人間工学に基づいた機能性ウォーキングインソール「SPIー103」として採用された。「SPIー103」は、SPINGLEショップ12店舗およびSPINGLE公式オンラインストアで発売されている。
 同社と村井が共同開発したインソール向け新素材は、同社の材料技術と村井の製造技術を掛け合わせ、インソールに求められる快適な履き心地と耐久性の両立を実現したものとなる。さらに、バイオマス原料の採用により環境負荷の削減を実現した。
 同製品では、インソールのクッション部分にエコニコールを原材料とするバイオマスフォーム(計算バイオマス度35wt%)を採用した。従来の石油系ポリオールと比較して、焼却を含めたLCA全体でGHG排出量を削減でき、約20%(一足当り約50g)の削減を見込んでいる。
 「エコニコール」は、ヒマの実から得られる油(ひまし油)を原材料としたポリウレタン用ポリオールとなる。従来の石油系ポリオールの代替品として幅広く使用でき、汎用品から高いスペックが要求されるハイエンド製品まで、採用実績が多数ある。ヒマは非可食作物のため、一般に食糧生産と直接競合することが少なく栽培が可能となる。

機能性ウォーキングインソールSPI―103

機能性ウォーキングインソールSPI―103

 

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