三井化学は8月24日、同社の100%子会社であるSDC Technologiesが、デジタルコーティング技術を保有するflō OpticsとSAFE(Simple Agreement for Future Equity)を締結し、追加出資を行ったと発表した。
今回の追加出資は、2025年7月の出資により開始した戦略的パートナーシップを深化させるものとなる。同社は、SDCのレンズコーティング材料領域での豊富な知見とflō Opticsの保有するデジタル加工機器技術を融合することで、メガネレンズ市場における新たな価値創出と技術革新を推進する。
SDCは戦略投資家として出資額を拡大するとともに、flō Opticsへ非常勤取締役を派遣する。これにより、同社グループとflō Opticsとの協業体制を一層強化し、デジタルコーティング技術の商業化と市場展開の加速を目指す。
flō Opticsは、独自のデジタルコーティングプラットフォームにより、高精度かつスケーラブルなレンズ加工を実現する技術開発企業となる。デジタル製造および3Dプリンティング分野の専門家によって設立され、光学レンズのコーティング工程の革新に取り組んでいる。
SDCは、プラスチックやガラスなど多様な基材向け高性能特殊コーティングシステムの開発・製造を手掛けるグローバル企業となる。眼鏡、モビリティ、航空宇宙、電子材料など幅広い分野に製品・サービスを提供している。2008年より同社グループの一員として、グループの材料科学技術とグローバルネットワークを活用した事業展開を進めている。
2026年08月26日

