住友化学は8月24日、農業関係者の農薬在庫管理を支援するデジタルサービスの提供を開始したと発表した。同社が運営する農業関連の総合情報サービス「つなあぐ」で提供しているアプリの一つである「農薬ツールボックス」に、新たに在庫管理機能を追加し、営農現場の業務効率化を支援していく。
「農薬ツールボックス」は、農薬情報の検索機能に加え、農薬散布時に必要となる希釈計算、圃場面積計算などの無料で利用できる機能を備えており、スマートフォンからいつでも手軽に利用できる。2024年に提供を開始して以来、その利便性の高さから、農業関係者に好評となっている。
今回、新たに追加した農薬の在庫管理機能では、農薬の入出庫登録や在庫の一覧表示といった基本機能を無料で利用できる。有料プランでは、プレミアム機能として、複数拠点・複数人でリアルタイムに在庫情報を共有するグループ共有機能、在庫記録を帳票出力するエクスポート機能、オフライン登録機能など、いくつかの便利な機能を提供する。
営農現場では、農薬の在庫管理を紙や表計算ソフトで行うことも多く、記入漏れや実在庫との差異の発生、関係者間における情報共有の煩雑さが課題となっていた。同社は「農薬ツールボックス」を通じ、同課題の解決に寄与する。
食糧分野は、同社が取り組むべき重要な社会課題の一つとなる。日本においては「つなあぐ」を起点に、農業の情報基盤を担うプラットフォーマーを目指しており、農業関係者の課題解決に貢献するきめ細やかなソリューションを提供することで、農業の持続的な発展に貢献していく。
2026年08月26日


