工業用ゴム事業は減収減益 朝日ラバーの4~6月期

2026年08月10日

ゴムタイムス社

 朝日ラバーの27年3月期第1四半期連結決算は、売上高が19億7700万円で前年同期比2・8%増、営業利益は3100万円で同29・6%減、経常利益は900万円で同79・8%減、四半期純利益は100万円で同95・2%減となった。
 セグメント別では、工業用ゴム事業の売上高は14億4600万円で同1・7%減、セグメント利益は5400万円で同5・7%減となった。工業用ゴム事業では、自動車内装照明用のASA COLOR LEDの受注は低調に推移したが、卓球ラケット用ラバーについては好調な受注が続き売上高は増加した。また、スイッチ用などの操作系精密ゴム製品の受注は堅調に推移した。自動認識機器に使用されるRFIDタグ用ゴム製品は、前期と同様に、上期に生産を集中させて生産性を維持する調整を行っているが、前年同期比では売上高が減少した。
 医療・衛生用ゴム事業の売上高は5億3000万円で同17・5%増、セグメント利益は3400万円で同27・4%減となった。医療・衛生用ゴム事業では、引き続き診断・治療向けの採血用・薬液混注用ゴム栓や医療用逆止弁の受注が増加した。また、手技シミュレータ製品の受注についても堅調に推移した。
 27年3月期通期連結業績予想は、5月14日に公表した数値を修正した。売上高、営業利益、経常利益は据え置いたが、当期純利益は上方修正した。売上高は81億7200万円で前期比4・1%増、営業利益は1億4800万円で同25・2%減、経常利益は1億2200万円で同35・6%減、当期純利益は1億6700万円(前回発表8500万円、増減率96・5%増)を見込んでいる。修正理由は、第2四半期連結会計期間で投資有価証券の売却益(約1億1600万円)の計上が見込まれるためとしている。

 

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