機能品事業は3割増益 フコクの4~6月期

2026年08月10日

ゴムタイムス社

 フコクの27年3月期第1四半期連結決算は、売上高が233億5800万円で前年同期比2・8%増、営業利益は15億1500万円で同51・4%増、経常利益は15億7800万円で同71・9%増、四半期純利益は9億9900万円で同102・8%増となった。

 セグメント別にみると、機能品事業の売上高は111億8200万円で同7・8%増、セグメント利益は14億900万円で同28・0%増となった。同社が拡販に注力している中国系ワイパーメーカー向け受注が堅調に推移したほか、電気自動車向け対応製品である放熱ギャップフィラーの受注も底堅く推移したことなどから増収となった。セグメント利益は、売上高の増加に加え、赤字低採算製品の削減、価格適正化努力および生産性向上の効果により、原材料費や労務費等の上昇を吸収できたことで増益となった。

 防振事業の売上高は96億6700万円で同1・4%減、セグメント利益は8億6700万円で同24・7%増となった。連結子会社フコクインディアの決算日を前第1四半期連結会計期間より変更した影響で減収となったが、同変更に伴う売上高影響5億4800万円に加え、建設機械向け製品および半導体製造装置向け製品の受注が堅調に推移したことなどから、実質的には増収だった。セグメント利益は、売上高がほぼ前年並みで推移する中、原価低減努力、価格適正化努力および生産性向上の効果により、金具鋼材費や労務費等の上昇を吸収できたことで増益となった。

 ライフサイエンス事業の売上高は2億7400万円で同5・0%増、セグメント利益は6200万円で同0・2%増となった。バイオ関連製品の受注が堅調に推移したことから増収となり、主に売上高の増加が寄与し増益となった。

 ホース事業の売上高は14億8100万円で同15・5%増、セグメント利益は2億1800万円で同100・6%増となった。商用車向けの受注が堅調に推移したことから増収となった。セグメント利益は、売上高の増加に加え、原材料費や労務費等の上昇を生産性の向上や合理化、売価反映等により吸収したことで増益となった。

 27年3月期通期業績予想は直近に公表されている業績予想からの修正は無く、売上高850億円で前期比5・6%減、営業利益33億円で同13・3%減、経常利益33億円で同14・6%減、当期純利益23億円で同100・9%増を見込んでいる。

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