横浜ゴムの26年12月期第1四半期連結決算は、売上収益が3038億600万円で前年同期比10・4%増、事業利益は444億3900万円で同84・6%増、営業利益は260億700万円で同34・5%増、四半期利益は147億1700万円で同72・6%増となった。第1四半期ベースで売上収益、事業利益は過去最高の業績を更新した。また、事業利益率も過去最高の14・6%となった。
事業利益の増減要因は、為替差で50億円、原料価格で53億円、価格/MIXで20億円、OHTで80億円の増益要因となった。一方、販売量で1億円、物流費等で0億円、固定費で1億円の減益要因となり、タイヤ事業で198億円の増益となった。その他、MBで4億円、その他で2億円の増益要因となり合計で204億円の増益となった。
セグメント別では、タイヤセグメントの売上収益は2781億1800万円で同期比11・1%増、事業利益は420億1900万円で同89・1%増となった。
タイヤ消費財における新車用の売上収益については、中国において日系自動車メーカーの販売不振の影響はあったが、国内で当社納入車種の販売が好調に推移したことなどにより前年同期を上回った。
一方、市販用の売上収益は、北米での天候不順の影響などによる販売減少はあったが、国内でかねてからの丁寧な販売活動が奏功していることや、欧州各国におけるハイインチ品販売への注力などにより高付加価値商品販売が伸長。、中国・インドなど各地域で新規取引先の開拓や既存顧客との取引拡大が順調に進んだことで全体として前年同期を上回った。
OHT(オフハイウェイタイヤ)の売上収益は、厳しい需要環境の中でも販売拡大に努めたことで前年同期を上回った。農機用タイヤは、新車用では、需要の緩やかな回復や顧客との関係強化によりシェアが向上したことなどから前年同期を上回った。市販用でもミタス、アライアンス、ギャラクシーブランドを中心に、マルチブランド戦略を推進したほか、北米の回復もあり前年同期を上回った。
MB(マルチプル・ビジネス)セグメントの売上収益は239億8500万円で同4・2%増、事業利益は22億3700万円で同21・2%増となった。
ホース配管事業の売上収益は、国内油圧事業で市販用を強化したものの、北米自動車メーカーの減産等の影響により前年同期を下回った。
工業資材事業の売上収益は、コンベヤベルトの高シェアの維持に努めたほか、海洋商品で案件を着実に成約につなげたことや、過年度から注力してきた防衛装備品の売上が伸長し、前年同期を上回った。
26年12月期通期連結業績予想は、前回発表から営業利益と当期利益を上方修正した。それによると、売上収益1兆3000億円(据え置き)、事業利益1880億円(据え置き)、営業利益1915億円(前回発表1730億円、増減率10・7%増)、当期利益1090億円(前回900億円、同21・1%増)を見込んでいる。
2026年05月18日
