新春トップインタビュー 鬼怒川ゴム工業

2012年02月02日

ゴムタイムス社

鬼怒川ゴム工業 関山 定男社長 -2012年1月1日号掲載-

「スピード・変革・チャレンジ」

構造改革推進で経営基盤強化 インドに提携先拠点活用し進出

 構造改革の推進で経営基盤が強化され、経常利益率12%を上回った鬼怒川ゴム。関山定男社長に5ヵ年計画での経営課題を聞いた。

 ―11年を振り返って。
 関山社長 リーマンショック以降、2011年は東日本大震災、タイの洪水、外的変化のもとで乗り越えようとしているが、通期の業績見通しは震災や材料価格高騰などの急激な受注変動に対応した生産体制や合理化努力の継続により公表数値の売上高700億円、経常利益85億円の増収増益を達成しそうだ。利益率も12%を上回り、さまざまな外部環境の変化の中で当社が進めてきた構造改革の成果が表れてきた。2007年から事業を任されてきたが、売上を進展させて利益を上げるということではなく、経営の質をより良くすればいい方向に繋がると考えて、構造改革を進めてきた。円高下で厳しい環境であったが、その中で比較的健闘したと思う。構造改革全体でみればやっと合格点というところである。
 ―2015年までの中期5ヶ年経営計画を発表したが。
 関山社長 構造改革をさらに推進し経営基盤の強化を図るのと同時に、着実かつ持続的な成長を目指し、数値目標として売上高1000億円(2012年3月期予想700億円)以上、営業利益率を現時点の12%以上を維持するレベルを目標としている。これらを達成させるため、「スピード・変革・チャレンジ」を経営目標に掲げ、①モノ造りの強化②技術開発力③地域戦略④商品戦略⑤調達戦略⑥業務改革~企業体質改善⑦品質・安全・環境対応ーの7つの成長戦略に取り組んでいく。モノ造りの強化では改善活動の継続と進化を推進し、更なるレベルアップを図りグローバルで標準化していく。技術開発戦略では樹脂化、材料発泡化による軽量化とリサイクル推進など、環境にやさしい技術開発に加え、2極化する部品仕様への対応を図ていく。
 地域戦略では、日産と現代自動車の生産拠点が近接している地域での相互補完や複数メーカーへの受注拡大、既存の拠点の増強、新規地域においては投資のリスクヘッジをしながら積極的に事業を展開し、グローバル展開を加速させる。
 ―具体的なグローバル展開は。

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