キャボットジャパン 今年2度目の値上

2011年07月11日

ゴムタイムス社

キャボットジャパン(本社=東京都港区、石合信正社長)は、原料油の高騰に伴い、カーボンブラックの値上げを行うことを決定し、需要家との交渉に入ると7月5日、発表した。
適用は7月16日納入分からで、キロ当たり全品種13円の値上げを行う。タイヤ、自動車部品を主用途とするカーボンブラック製品は、原料油コストの占める 割合が極めて高く、昨今の石炭系原料油および石油系原料油の価格高騰に伴い、自助努力でのコスト吸収も限界を超えることから、今年2度目のカーボンブラッ ク価格改訂に踏み切らざるを得なくなった。
同社によると、中国・アジア地区のカーボンブラック需要は堅調に推移しており、グループ会社の稼動状況は高いレベルを維持している。

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー