旭化成ワッカーシリコーン アジアでシリコーン事業拠点の体制強化

2016年10月17日

ゴムタイムス社

 旭化成ワッカーシリコーンは10月17日、アジア市場でシリコーン事業拡大をするために、技術サポート、製品開発、生産販売体制を強化すると発表した。

 同社は1983年に独ワッカー社の日本法人「ワッカーケミカルズイーストアジア」として設立後、1999年に旭化成工業が50%株式を取得し合弁会社としてスタートし、日本国内向けにシリコーンの製造販売、製品開発および技術サービスを強化しつつ事業拡大を進めてきた。

 その間、アジア地域に進出した日系企業からの技術サポート要請の高まりに応えるため、2012年につくば事業所を拡張して新たに技術センターを新設した他、2014年にはエアバッグ用シリコーン研究開発センターを開設した。

 さらに、今回は、これまで国内で培ってきた技術サポート力を軸に、伸長が続くアジアのシリコーン市場の製造及び開発拠点として、独ワッカー社の韓国エレクトロニクスR&Dセンター及びシンガポールの南アジア統括現地法人との連携を深めることにより、加速的成長を目指していく方針。

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