西川ゴムの4~6月期 欧米の自動車部品回復で増収増益

2016年08月09日

ゴムタイムス社

 西川ゴム工業の2017年3月期第1四半期連結決算は、売上高が216億800万円、前年同期比0・5%増となった。利益については、生産性向上およびコスト低減活動に注力した結果、営業利益は17億8700万円、同93・6%増、経常利益は19億3700万円、同76・6%増となり、増収増益となった。ただし、独占禁止法関連損失引当金繰入額を特別損失として計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は119億9500万円(前年同期は四半期純利益5億5200万円)となった。

 セグメントの業績を見ると、自動車用部品事業では、自動車の生産において、熊本地震や軽自動車の販売不振等により低調に推移したものの、米国および欧州においては需要が回復基調にあることから、売上高は205億3800万円、同0・3%増となった。利益については、生産性向上およびコスト低減活動に注力した結果、営業利益は17億1800万円、同98・1%増となった。

 一般産業資材事業では、建住および土木関連製品などの一般産業資材については、住宅着工戸数は減少したものの、得意先プレハブメーカーの売上増および政府の住宅取得支援策の下支えなどにより、売上高は10億7000万円、同5・1%増となり、営業利益は6800万円、同23・6%増となった。

 なお通期の業績予想について、同社は熊本地震等の影響により合理的な見積もりが困難との判断から未定としていたが、8月9日に通期の業績予想を発表した。それによると、売上高は879億円で前期比2・3%減、営業利益は78億円で同17・6%増、経常利益が83億円で同25・5%増、親会社株主に帰属する当期純損失は70億円(前期は純利益36億5400万円)を見込んでいる。

関連キーワード: ·