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藤倉ゴムの16年3月期 売上高微増も営業益は15%増加

2016年05月18日

ゴムタイムス社

 藤倉ゴム工業の2016年3月期連結決算は、売上高が306億5200万円で前年同期比0・6%増、営業利益は13億2900万円で同15・6%増、経常利益は13億4700万円で同11・5%減、親会社株主に帰属する当期純利益は9億1800万円で同30・7%減となった。

 産業用資材の工業用品部門は、主にアジア地域で自動車関連製品の売上が好調だった。しかし、国内では受注量が減少。制御機器部門は国内外で、液晶・半導体関連製品と産業機械向け製品の受注が好調に推移した。電気材料部門はインフラ関連製品の受注が堅調に推移し、生産性の改善に努めた。この結果、売上高は186億400万円で同2・0%減、営業利益は10億7400万円で同11・3%増となった。

 引布加工品の引布部門は、一部の自動車関連製品の立ち上がりが遅れた結果、受注が低迷した。印刷機材部門は輸出が低迷したものの、国内向け製品の付加価値が上昇した。加工品部門は舶用品の受注が増えたものの、採算面では厳しい結果となった。以上の結果、売上高は51億5100万円で同7・4%増、営業利益は1億7500万円で同18・9%減となった。

 スポーツ用品のゴルフ用カーボンシャフト部門は、新製品「スピーダー・エヴォリューションⅡ」「MCI」の販売が引き続き好調だった。アウトドア用品部門は、新ブランド「ジャック・ウルフスキン」の販売を開始したものの、登山市場の急激な冷え込みにより、登山靴などの売上が低迷した。結果、売上高は63億7500万円で同3・7%増、営業利益は5億1400万円で同38・7%増となった。

 その他の物流部門は、荷動きは低調となったが、経費削減を実施した結果、売上高は5億1900万円で同0・6%減、営業利益は6800万円で同11・7%増となった。

 2017年3月期通期の連結業績予想は、売上高が317億円で前期比3・4%増、営業利益が15億円で同12・8%増、経常利益が17億円で同26・1%増、親会社株主に帰属する当期純利益が13億円で同41・5%増を見込んでいる。

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