バンドー化学の4~12月期 売上微減も2ケタ増益 海外生産拠点増強が寄与

2016年02月09日

ゴムタイムス社

 バンドー化学の2016年3月期第3四半期連結決算は、売上高が710億1200万円で前年同期比0・6%減、営業利益は43億4300万円で同27・7%増、経常利益は50億4200万円で同18・4%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は37億8200万円で同18・7%増となり、減収増益となった。

 米国と欧州では引き続き自動車生産台数が好調に推移し、中国では新車販売の不振から減産の動きが広がったものの、小型車に対する減税措置が奏功し、昨年10月以降は生産台数が回復した。また、日本では軽自動車税引上げ前の駆け込み需要の反動などにより、生産台数が減少する状況で推移したことなどから、売上は微減となった。一方、利益面では原価低減活動の徹底や海外生産拠点の増強が軌道にのってきたことなどにより、2ケタの増益を確保した。

 ベルト事業のうち自動車部品については、日本における生産台数が減少したが、好調を維持する欧米市場や中国における小型車減税措置が寄与し、販売は増加した。一方、自動車用の補機駆動用伝動システム製品については、日本とアジアにおける需要が伸び悩み、販売は減少した。二輪車用伝動ベルトについては、アジアにおいてスクーター用変速ベルトが好調を維持し、販売が伸長した。

 産業資材に関して、産業機械用伝動ベルトおよび農業機械用伝動ベルトについては、米国、中国およびアセアン諸国において市場開拓に注力したことなどにより、販売が増加した。運搬ベルトについては、急傾斜搬送用のコンベヤベルトは好調に推移したものの、資源価格下落の影響などにより資源開発用のコンベヤベルトの需要は減退し、販売が減少した。また、樹脂コンベヤベルトについては、物流・食品分野への拡販に継続して注力したことから販売が増加した。

 これらの結果、ベルト事業の売上高は

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