「ネプコンジャパン」「オートモーティブワールド」など同時開催

2016年01月15日

ゴムタイムス社

 「ネプコンジャパン2016」「オートモーティブワールド2016」「第2回ウェアラブルEXPO」など、自動車やエレクトロニクスに関する複合展示会が、1月13~15日の3日間、東京ビッグサイトで開催されている。世界25ヵ国から2032社が出展した。

 ◆バンドー化学
 昨年から販売中の伸縮ひずみセンサ「C―STRETCH」キットによる、各種アプリケーションの提案を行った。
 臨床現場では呼吸や脈拍など身体機能を計測したり、スポーツウェアに組み込んで関節の動的な動きを検出する。また、薄いゴムセンサは手袋にも違和感なく装着することができ、介護現場などで各種デバイスを操作することも可能。ブースにはロボットハンドに同製品を装着した「握手デモ」コーナーが作られ、来場者が足を止めていた。

 ◆宇部興産
 自動車部品向けに供給している各種ナイロン樹脂を中心に展示。最近の注力製品として、ブロー成型用ポリアミドを紹介した。燃料タンクライナーなど中空の製品を作るブロー成形には、一定の伸長粘度が必要になる。同社ではゴムを配合したり、粘性の高いナイロンを使うことでブロー成形に必要な粘性を実現した。

 ◆デンカ
 自動車の電装化が進む流れの中で、自動車部品にも放熱の要望が高まっているため、「放熱」をキーワードにしたソリューションを中心にブースを構成した。
 「2液ディスペンスパッド」は、塗るときはグリース状で塗布しやすく、2剤が反応すると硬化してパッド状シートになり、放熱グリースと放熱パッドの長所を併せ持つ。

 ◆藤倉ゴム工業
 炭素繊維強化プラスチック(CFRP)関連製品を多数出展した。ブースには、接合部位の強度を上げて両端に金属金具をつけて加工したドライブシャフトや、内層にゴムを巻くことで振動減衰性をさらに強化したCFRP―ゴム複合パイプなどを多数紹介。来場者から用途

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