12年のベルト需要先別販売実績比率

2013年03月12日

ゴムタイムス社

 ゴムベルト工業会は12年のコンベヤベルトと樹脂ベルトの需要先別販売実績比率を発表した。
それによるとコンベヤベルトの需要先別販売実績比率は、国内合計が54・3%を占め、輸出は需要は依然旺盛で45・7%となった。
 国内販売額は前年比4%増、輸出は同37%増と大幅に増加した。
 主な需要先では、高炉8社が全体の19・1%を占め、同5%増。震災・原発関連の復興需要が引き続く鉄鋼関連が11%増、非鉄向けは13%増、自動車及び自動車関連向けが119%増、大手OEMの国内向けが28%増、海外向けが16%増など大幅に増加した。
 一方樹脂ベルトは、国内合計が97・8%を占め、輸出は2・2%となった。国内販売額は前年並み。輸出販売額は同20%減となった。
 主な需要先では、全体の25・3%を占める食品は前年比2%減。13・1%を占める物流機械は2%減となったが、物流が12%増、官公庁が99%増、精密機器が8%増、紙工が9%増となった。