12年9月のプラスチック製品生産実績　１―９月累計で２％減少

　日本プラスチック工業連盟がまとめた９月のプラスチック製品生産実績は前年同月比０・１％減の48万９５９１トンとなった。
　主な製品別では、フィルム分野の軟質製品の農業用が同２・４％増、その他が同５・３％増、硬質製品が同７・５％増、パイプが同25・３％増、継手が同９・１％増、日用品・雑貨が同０・１％増、容器のうち中空成形容器が同５・６％増、建材の雨どいおよび同付属品が同７・２％増、発泡製品の板物が同９・９％増、その他製品のディスクレコードが同５・５％増となった。また、フィルム・シート製品の軟質製品のうちラミネートが同７・６％減、シートが同21・４％減、平板が同14・０％減、機械器具・部品の電気通信用が同９・２％減、その他が同11・３％減、容器のその他が同10・６％減と大幅な減少を示した。
　なお、１―９月累計のプラスチック製品生産実績は前年同期比２・０％減の４３５万４９５０㌧となった。
　主な製品別では、フィルム・シート製品の軟質製品の農業用が同14・１％増、機械器具・部品の輸送機械用が同28・９％増、建材の雨どいおよび同付属品が同23・８％増、その他のディスクレコードが同４・７％増と増加した。また、フィルム・シート製品のうち軟質製品のラミネートが同７・７％減、その他が同７・７％減、シートが同14・９％減、機械器具・部品の電気通信用は同11・６％減となっている。