ランクセスは8月17日、同社の難燃可塑剤ブランド「ディスフラモール(Disflamoll)」に、トリフェニルホスフェート(TPP)の含有量を0・1%未満に抑えた、次世代の新製品シリーズ「ディスフラモール アドバンス(Disflamoll Advance)」を追加したことを発表した。多様な用途に対応する同シリーズは、必要な性能基準を満たしながら、ますます複雑化する規制環境や新たなコンプライアンス要件へ対応できるよう設計されている。
「ディスフラモール アドバンス」シリーズは、トリフェニルホスフェート含有量が極めて低いことに加え、高い難燃性と優れた発煙抑制性能を備えている。また、その特性により、配合時に用いる三酸化アンチモン(ATO)の使用量削減または不使用を可能にし、加工効率の向上にも貢献する。
同社のポリマーアディティブス・ビジネスユニットでアプリケーション開発責任者を務めるハイコ・テッベ氏は、次のように述べている。「ディスフラモール アドバンスは、顧客が優れた製品性能を維持しながら、規制動向への迅速な対応を支援します。この新製品シリーズは、規制対応力、技術性能、持続可能性を柔軟な製品ポートフォリオに統合し、現在および将来の市場要件への対応を支援するものです」
新製品シリーズの第一弾製品は、「ディスフラモール アドバンス OT」である。同製品は、極性ポリマーシステム向けに設計されている。主な用途は、床材、ターポリン、合成皮革に使用される軟質ポリ塩化ビニル(PVC)、断熱フォーム、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、合成ゴム、セルロースエステルである。
「ディスフラモール アドバンス OT」は、変化する市場や規制、持続可能性のニーズに対応するために開発された。トリフェニルホスフェート含有量を極めて低く抑えるとともに、顧客がディスフラモールブランドに期待する難燃性、可塑性、発煙抑制性能を兼ね備えている。
さらに、再生可能エネルギーと再生可能原材料の使用により、従来の代替製品と比較してカーボンフットプリントを最大40%削減可能である。
