産業用資材は増収大幅増益に 藤倉コンポジット4~6月期

2026年08月19日

ゴムタイムス社

藤倉コンポジットの27年3月期第1四半期決算は、売上高が106億8700万円で前年同期比3・1%増、営業利益が17億円で同12・8%増、経常利益が17億9500万円で同8・0%増、四半期純利益が13億500万円で同6・4%増となった。
 セグメント別にみると、産業用資材の売上高は61億9000万円で同7・2%増、営業利益は3億5800万円で同207・7%増となった。工業用品部門は、国内の自動車関連部品及び住宅設備関連部品の受注の大幅な回復により事業収益を牽引した。中国は低迷する市況のなかで輸出品を中心に増収。ベトナムも北米向け、インド向けの輸出品の需要が高まり増収となった。また低調であった北米も、緩やかな受注の回復がみられ、全体では増収増益となった。
 制御機器部門は、AI向け半導体の需要増加を背景に半導体製造装置関連部品は増収増益となったが、液晶製造装置の設備投資が引き続き低調に推移。また医療関連部品の客先での在庫調整や製品立上げ遅れの影響を受けたことから、全体では減収減益となった。
 引布加工品の売上高は8億3300万円で同13・9%減、営業損失は1000万円(前年同期は2100万円の利益)。引布部門は、自動車関連部品の受注が若干減少したものの、電気・電子向け部材や音響向け部材が好調に推移し、増収増益となった。加工品部門は、防衛関連製品の受注や、舶用品の小型船舶用救命浮器等の旅客船向け製品の受注が減少し、減収減益となった。
 スポーツ用品の売上高は35億7500万円で1・2%増、営業利益は15億4300万円で同0・8%減。ゴルフ用カーボンシャフト部門は、国内市場において新商品の『SPEEDER NX GOLD』『26 VENTUS TRシリーズ』に加え、アイアンシャフト『MCI』の販売が引き続き好調に推移した。一方、北米市場では一部クラブメーカーによる在庫調整の影響を受けたことから、増収減益となった。当該在庫調整の影響は限定的なものであり、第2四半期以降は改善を見込んでいる。アウトドア用品部門は、主力シューズ類の販売が伸び悩み、円安等による仕入れ価格高騰の影響もあり、引き続き低調に推移した。
 27年3月期通期業績予想は、売上高408億円で前期比1・4%増、営業利益54億円で同11・6%増、経常利益55億円で同7・8%増、当期純利益38億円で同4・7%減を見込んでいる。

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