産業用製品は増収・黒字転換 オカモトの4~6月期

2026年08月18日

ゴムタイムス社

 オカモトの27年3月期第1四半期連結決算は、売上高が289億2300万円で前年同期比7・4%増、営業利益は15億4900万円で同90・3%増、経常利益は25億3400万円で同100・4%増、四半期純利益は17億7500万円で同270・9%増となった。
 セグメント別では、産業用製品の売上高は208億800万円で同10・4%増、セグメント利益は2億1600万円(前年同期は4億9900万円の損失)となった。
 一般用フイルムは、中東情勢の影響による需要増及び価格改定の実施により増収。工業用フイルムは、半導体関係を中心に堅調に推移し増収とあった。建材用フイルムは、床材用を中心に安定して推移し前年並みとなった。
 多層フイルムは、工業材料向け新規案件の早期立上及び価格改定の実施で増収となった。
 壁紙は、価格改定前の需要増及び価格改定の実施により売上増となった。
 農業用フイルムは、価格改定前の需要増で増収。
 自動車内装材は、中国で政府補助金政策の変更に伴い販売が減少したものの、米国及び国内の回復により増収となった。
 フレキシブルコンテナは、市場全体の需要増及び価格改定の実施で売上増となった。
 粘着テープは、市場全体での価格改定や中東情勢の影響により受注が増加し売上増となった。
 食品衛生用品のうち、ラップは、新規獲得及び価格改定の実施により売上増となった。
 食品用手袋は、中東情勢の影響による需要の増加で増収となった。食品用吸水・脱水シートであるピチット製品は、新規獲得及び価格改定前の需要増により増収。研磨布紙等は、販売数量が増加し増収となった。
 生活用品の売上高は80億5000万円で同0・6%増、セグメント利益は17億4000万円で同1・8%減となった。
 コンドームは、インバウンド需要の減少が見られ売上減となった。また、海外向けは中国景気低迷の影響を受け販売数量は減少するも、為替の影響により増収となった。
 手袋のうち、家庭用手袋は新規獲得及び中東情勢の影響による使い捨てタイプの需要増があり売上増となった。
 医療用手袋は中東情勢の影響による需要増があり売上増となった。作業・工業用手袋は概ね安定して推移し前年並みとなった。
 メディカル製品のうち滅菌器は、歯科向けが減少し売上減となった。
 27年3月期通期連結業績予想は直近に公表されている業績予想を上方修正した。売上高は1150億円(前回予想1140億円、増減率0・9%増)、営業利益は67億円(同60億円、同11・7%増)、経常利益は87億円(同76億円、同14・5%増)、当期純利益は57億円(同48億円、同18・8%増)を見込んでいる。

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