ゴム関連商品は売上利益とも好調 三洋貿易の10~6月期

2026年05月15日

ゴムタイムス社

 三洋貿易の26年9月期第2四半期業績は、売上高は702億5800万円で前年同期比3・1%増、営業利益は44億6600万円で同8・8%増、経常利益は45億600万円で同2・2%増、中間純利益は36億5700万円で同5・9%増となった。
 セグメント別では、ファインケミカルの売上高は220億6000万円で同1・5%増、営業利益は14億9400万円で同7・8%増となった。ゴム関連商品は、一部海外グループ会社での需要減があったが、中東紛争の影響による供給逼迫を見越し国内向け原材料需要が旺盛であったこと、また販売価格の見直しが進み、売上、利益ともに増加した。化学品関連商品は、インキ・塗料・接着剤原材料など国内主力商材の需要の弱含みは継続しているものの、新規商売の立ち上がりや販売価格見直しの効果により利益は増加した。
 インダストリアル・プロダクツの売上高は201億3100万円で同3・7%増、営業利益は18億600万円で同1・1%減となった。
 モビリティ関連商品は、中国での景気減速やEV化の進展を受け一部商材で苦戦したが、米国での自動車生産好調、EMAS SUPPLIES& SERVICESの全株式取得により同社を連結化したこと、さらには為替変動の影響により売上は前期並み、利益は微減に留まった。海外では、メキシコでの追加関税対応によりサンフェニックスメキシコの利益が減少しました。中国は、日系自動車メーカーと中国自動車メーカーの競争激化により厳しい市場環境が継続しているが、サンヨートレーディング(上海)での原価低減活動が寄与し、利益は改善した。アセアンは、一部地域への輸出好調、円安の影響によりサンヨートレーディング(タイ)は売上、利益ともに好調だった。
 サステナビリティの売上高は62億7300万円で同1・2%減、営業利益は7億9400万円で同9・1%減となった。グリーンテクノロジー関連商品は、飼料加工機器の関連消耗品販売が堅調であったことや、木質バイオマス関連事業における大型案件の進捗により、売上、利益ともに好調。コスモス商事は、来期以降に向け洋上風力発電関連機材の受注が進展したが、海洋開発関連事業の端境期となる影響で海洋調査資機材関連販売が減少、また地熱関連機材販売も減少したことで、売上、利益ともに減少した。
 ライフサイエンスの売上高は210億800万円で同4・9%増、営業利益は11億8600万円で同17・7%増。マテリアルソリューション関連商品は、電材など輸出ビジネスの基幹商材が伸長し、売上、利益ともに増加した。科学機器関連商品は、需要の回復を背景に大型案件の納入が進み、売上、利益ともに増加した。ワイピーテックが取扱う機能性飼料原料は販売数量増により、売上が好調だった。スクラムが取扱うバイオ関連機器は遺伝子解析関連機器の代理店契約終了の影響で不調だった。
 26年9月期通期業績予想は、前回発表から修正を行った。売上高1330億円(前回発表1300億円、増減率2・3%増)、営業利益65億円(同62億円、同4・8%増)、経常利益66億円(同65億円、同1・5%増)、当期純利益48億円(同41億円、同17・0%増)を予想する。

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