新年あけましておめでとうございます。
昨年は、国内では各地で大雨や山林火災が猛威を振るい、東北では獣害が多発するなど、改めて自然の脅威に直面する年となりました。海外では米国新政権による相互関税の導入が世界各国に混乱を引き起こし、東欧や中東の戦争は依然として緊迫した情勢が続くなど、国際社会の不安定さが一層際立つ年となりました。一方、大阪では、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとした「大阪・関西万博」が開催され、会期終盤に向けて大いに盛り上がるなど、地元経済にとって明るい話題もありました。国内政治では高市氏が史上初となる女性首相として選出され、新しい時代の幕開けを予感させる出来事もありました。
そのような中、当社グループは、「人と社会を支え、今と未来をつなぐBEST PARTNER」で在り続けるべく、中長期経営計画「Creating New Value for the Future」の3年目として「価値創造」「スマートものづくり創造」「未来に向けた組織能力の進化」の3つの指針のもと、持続的な企業価値向上を目指した取り組みを進めてまいりました。
2026年は、1906年の創業から120年という大きな節目を迎える年です。この120年間には戦争や災害、産業構造の変化など幾多の苦難がありましたが、ステークホルダーの皆さまに支えていただきながら、不撓不屈の精神で乗り越えてまいりました。日本企業の平均寿命は30年と言われるなか、創業120年を迎える当社はまさに変革周期にあるという認識のもと、これまでとは違うスピード・規模で日々変化している世の中において、変革なくして未来はないという強い危機感を持ち、従来のやり方に固執せずIT、AIなどのツールも用いて、徹底的な無駄の撲滅と仕事の余白作りを行い、変革を進めてまいります。一方で120年続いてきた当社への強い誇りを持ち、この難しい時代をむしろポジティブに捉え、変革を前向きに楽しみたいとも思います。
2026年、当社グループの在りたい姿を漢字一文字で表すとすれば、結束の「結」という文字にしたいと思います。2026年度は現中期経営計画の最終年度にあたり、課題についてしっかりと結果、結論を出し、そして完結させること、また、グループの結束をより一層固めながら、次期中期経営計画の結構(組み立て・準備)を進め、ワクワクするような未来の実現に結びつけていきたいと思います。
本年も引き続き変わらぬご声援を賜りますよう、お願い申しあげます。

植野富夫社長
