旭化成、パイメルが表彰 技術開発と生産支援が評価

2025年12月12日

ゴムタイムス社

 旭化成は12月9日、Taiwan Semiconductor Manufacturingから、11月25日に開催されたTSMC2025 Supply Chain Management Forumで行われた「2025 TSMC Excellent Performance Award」において、感光性絶縁材料「パイメル」の製品貢献が表彰されたことを発表した。

 同社の受賞部門は、「Excellent Technology Development&Production Supporting in AP Material」である。この賞は、先端半導体パッケージ材料における革新的な技術開発と生産支援において、優れたパフォーマンスを発揮したサプライヤーに贈られる。

 同社の常務執行役員 エレクトロニクス材料担当の植竹伸子氏は、「当社は『中期経営計画2027~Trailblaze Together~』において、「パイメル」が含まれる「エレクトロニクス事業」を「重点成長」と位置付けている。「パイメル」は、長年培ってきた高度な技術開発力をベースに顧客要求を満たす製品の開発を目指すとともに、近年は新工場設立など積極的な投資を行っている。今後も急速な技術革新が進むAI用途など、先端半導体分野に貢献できるよう尽力していく」とコメントしている。

旭化成を代表して表彰を受ける専務執行役員 マテリアル領域長 山岸秀之氏(左)

旭化成を代表して表彰を受ける専務執行役員 マテリアル領域長 山岸秀之氏(左)

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