積水化成品工業は12月１日、同社が開発した熱可塑性エラストマー発泡体「エラスティル」が、リーガルコーポレーションの新カテゴリー「ＲＥＧＡＬ Ｂｏｏｔｓ Ｍａｒｋ」の中物素材として採用されたことを発表した。
「ＲＥＧＡＬ Ｂｏｏｔｓ Ｍａｒｋ」は、ＲＥＧＡＬが長年培ってきたクラフトマンシップとフィロソフィーを継承しつつ、現代の視点から再解釈を試みるリブランディングプロジェクトである。デビュー第一弾として、２０２５年10月24日にアイコニックな４モデルが発売された。
同社では、本プロジェクトにおいて履き心地の革新に貢献するため、「エラスティル」の素材技術を最大限に活かしたオリジナル中物「ＥＬＡＳＴＥＸ（エラステックス）」を共同で開発し、ＲＥＧＡＬのクラシックなデザインに現代的な快適性を融合させた新しいシューズスタイルの実現を支えている。
主な特徴として以下の点が挙げられている。
一点目は「高次元の復元性」で、圧縮後の歪みが残りにくく、長時間の使用でも快適な履き心地を維持する。
二点目は「優れた反発弾性」で、歩行時に足裏へ心地よい反発力を提供する。
三点目は「独立気泡構造（クローズドセル）」で、吸水しにくく、断熱性にも優れる。
四点目は「軽量性と柔軟性」で、足への負担を軽減し、軽やかな歩行をサポートする。
今後も、同社は素材技術を通じて快適性と機能性を両立する製品開発を支援し、さまざまな分野での価値創出に貢献していくとしている。
ＲＥＧＡＬ Ｂｏｏｔｓ Ｍａｒｋ
「エラスティル」製の中物
