ENEOSマテリアル、サステナレポート公開 ESG経営の透明性を高める

2025年12月02日

ゴムタイムス社

 ENEOSマテリアルは11月28日、「ENEOSマテリアル サステナビリティレポート2025」を同社ウェブサイトに公開した。

 本レポートは、調達や人事に関するデータを新たに掲載し、ESG経営の透明性をさらに高めた内容となっている。同社グループの環境・社会・ガバナンス(ESG)への考え方と取り組みを総合的に示し、ステークホルダーと対話を深めることを目的としている。

 同社はENEOSグループの素材事業を担い、モビリティ分野の進化と環境負荷低減に貢献している。特に、低燃費・高グリップ・高耐久性を備えた次世代タイヤ材料の開発など、SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」の実現に寄与する取り組みを進めている。今回のレポートでは、サプライチェーンにおける調達管理の強化、男女賃金差など人材多様性の進捗状況、再生可能エネルギー使用量の明示など、社会的価値と経済的価値を両立するESG経営の深化を具体化した。

 今後も同社グループはENEOSグループの一員として、社会的価値と経済的価値の双方を創出し、社会の持続的な発展と活力ある未来の実現に貢献するESG経営を推進していく。加えて、ステークホルダーとの対話を重ね、透明性の高い情報開示を継続していくとしている。

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