住友ゴム工業は11月27日、2025年11月27日開催の取締役会において、連結子会社の商号変更を決定したことを発表した。なお、本件は当該連結子会社における臨時株主総会に付議し、商号の変更等を決議することを前提とするものである。
2026年1月にドイツのFalken Tyre EuropeをDunlop Tyre Europeに、米国のSumitomo Rubber North AmericaをDunlop Tyres North Americaに、オーストラリアのSumitomo Rubber AustraliaをDunlop Tyre Australiaに、南米・チリのSumitomo Rubber Latin AmericaをDunlop Latin Americaに、台湾のKuoーChu RubberをDunlop Taiwanに、英国のSrixon Sports EuropeをDunlop Golf Europeに、それぞれ変更する予定となる。
2026年2月にはアラブ首長国連邦(UAE)ドバイのSumitomo Rubber Middle EastをDunlop Tyre Middle Eastに変更する予定となる。
商号変更の理由として、同社は、2025年1月に欧州・北米・オセアニア地基における四輪タイヤのDUNLOP商標権等を取得したことにより、一部の地域や商材を除き同社がグローバルにDUNLOPプランドを展開していくことが可能となった。また、同年3月に発表した長期経営戦略「R.I.S.E.2025」では、今後の経営の中心にDUNLOPブランドを据えることを宣言している。
これを躇まえ、プランド経営強化の一環として、グローバルにおけるDUNLOPブランドの価値をさらに高めるため、欧州・北米・オセアニア地域の海外販売子会社に加え、その他一部地域の海外販売子会社において、DUNLOP名を冠した社名に変更を行うこととした。同社は製品だけでなく、サービス、体験、企業姿勢等、あらゆる接点においてDUNLOPブランドの価値を感じてもらえるよう取り組み、顧客に選ばれるブランドに育てていく。
