BASFは11月21日、定評のあるメラミン樹脂フォームの初のダークカラーバージョンとなるBasotect Dark EcoBalancedによって、Basotectポートフォリオを拡充すると発表した。業界初のこの製品は、Basotect B EcoBalancedの優れた音響特性と安全性を、均一なダークカラーと融合させたものであり、現代的なカラートレンドを補完する、エレガントかつ視覚的に印象的な音響コンセプトを実現する。
建築・建設分野における吸音用途向けに設計されたBasotect Dark EcoBalancedは、快適性と安全性をデザインの自由度と低CO2排出量と組み合わせることで、吸音製品の差別化を実現する。このダークカラーメラミン樹脂フォームは、バイオマスバランス・アプローチによって再生可能な原料の使用量を増やし、製品カーボンフットプリント(PCF)を低減したBasotect EcoBalanced製品ファミリーの1つとなる。
この新しいダークカラーのBasotectグレードは、音響パネル、壁や天井の吸音材、吊り下げ式バッフル、HVAC(暖房、換気、空調)部品、空気清浄機の視覚的な魅力を高めるだけでなく、設置作業も簡素化する。ダークカラー材料は汚れが目立たず、ダークカラーのカバー生地を使用する際には追加のカバーや染色も不要となる。そのため、プロジェクトを実施するうえで時間と費用を節約できる。
このダークカラーのフォームは、優れた吸音性、軽量性、高度な柔軟性、追加の難燃剤を必要としない優れた難燃性、広範囲の温度域での安定した物理的特性、良好な断熱性といった、Basotect B EcoBalancedのあらゆる高性能特性を備えたものとなる。
Basotect Dark EcoBalancedは、ドロップインソリューションであり、新たな機械設備への追加投資や、個々の用途における再認証は不要となる。
Basotect Dark EcoBalancedを使用することでデザイナーは、美観、機能性、サステナビリティを兼ね備えた音響ソリューションを実現し、現代的な内装における新たな基準を打ち立てることができる。
EcoBalanced製品ファミリーの1つであるBasotect Dark EcoBalancedは、標準的なBasotectグレードと比較してPCFを大幅に低減しており、持続可能な設計をサポートする。
製造には100%グリーン電力を使用しており、化石原料はバリューチェーンの初期段階でバイオ廃棄物由来の再生可能な原料に置き換えられ、マスバランス・アプローチによって製品に割り当てられている。
2025年11月25日

