東洋紡は11月20日、職場における性的マイノリティ(LGBTQ+)に関する取り組みを評価する「PRIDE指標2025」において、「ブロンズ」評価を獲得したと発表した。昨年から継続して社内制度の拡充や情報発信などに努めたことにより、2年連続でPRIDE指標の評価を受けた。
同社グループでは、2024年に制定した「東洋紡グループダイバーシティ推進方針」のもと、従業員の個性を尊重し、多様な人材が活躍できる環境整備に取り組んでいる。これまで、ジェンダーフリー設備の設置や性自認に応じた通称名の使用を可能にする制度の導入など、さまざまな取り組みを精力的に進めてきた。
また、新たに従業員の同性パートナーに対して法律婚による配偶者と同等の福利厚生や規程を一部適用する「同性パートナーシップ制度」を新設するなど、制度のさらなる拡充を図った。加えて、LGBTQ+およびSOGIへの理解を深めることを目的として、社内イントラネットやオウンドメディアを通じてアウティングや差別を防ぐための継続的な情報発信に努めるとともに、人事・採用担当者向けの研修を実施したり、従業員向けのガイドラインを更新するなど、社内での理解促進や制度整備に継続して注力している。こうした一連の取り組みが評価され、このたびの「ブロンズ」獲得に至った。
今後も同社グループは、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを一層推進し、異なる意見や多様な人材の存在価値を互いに認め、一人ひとりの能力が最大限発揮される職場環境の実現に向け努めていく。
2025年11月21日

