クレイトン・コーポレーションは11月10日、炭素排出量、水使用量、廃棄物削減に関する新たな長期サステナビリティ目標を発表した。これらの目標は、顧客、パートナー、そして地域社会にとって長期的な価値を生み出す持続可能なビジネスモデルの構築に向けた同社の継続的なコミットメントを反映している。
目標設定プロセスの一環として、同社はエネルギー監査、再生可能エネルギー計画、そして事業所レベルの水と廃棄物の評価を含む包括的な排出および資源効率評価を実施した。その結果、低炭素かつ資源効率の高い経済への移行における信頼できるパートナーとしての同社の役割を強化する、確固たる目標設定が実現した。
「クレイトンにとって、サステナビリティは価値創造、イノベーション、そして未来へのリーダーシップの基盤である」と、最高経営責任者(CEO)のMarcello Boldrini氏は述べている。「これらの新たな長期目標は、お客様のサステナビリティ目標達成を支援しながら、事業全体とバリューチェーン全体に意義のあるインパクトをもたらすという当社のコミットメントを反映している。」
2032年までの新たな目標は、同社の優れた環境パフォーマンス実績に基づいている。2014~2024年の間に、同社はスコープ1および2の原単位を35%削減した。これは、スコープ1および2の温室効果ガス(GHG)排出量の絶対値で41%の削減に相当し、同業他社を大きくリードする進捗を示している。
2032年に向けた新たな持続可能性目標(2022年基準との比較)は、スコープ1および2の温室効果ガス排出量を絶対値30%削減、スコープ3・1(購入した物品およびサービス)温室効果ガス排出量を30%の原単位削減、水消費量を10%削減、廃棄物発生量を10%削減としている。
「当社の新たな目標は、透明性、イノベーション、上流原材料の脱炭素化、そして資源効率に対するお客様の期待に応えると同時に、事業成長を支える柔軟性を維持することを目的としている」と、最高サステナビリティ責任者兼法務顧問のRogier Roelen氏は述べている。「クレイトンのサプライヤーエンゲージメントプログラムは、当社の目標達成に大きく貢献するものであり、今後もパートナーと緊密に連携し、共に前進を続けていく」としている。
