住友ゴムは11月13日、同社グループのダンロップスポーツマーケティングが、ゴルフクラブのために独自開発した軽くてやわらかい素材「ZーALLOY(ゼット アロイ)」を採用し、寛容性と心地よい打感を追求したキャビティ型の「クリーブランドゴルフ CBZ ウエッジ」を2025年12月6日から販売することを発表した。
メーカー希望小売価格は、N.S.PRO 950GH neo スチールシャフト装着モデルとN.S.PRO MODUS3 TOUR 105 スチールシャフト装着モデルが25300円(税抜価格23000円)、Diamana for CG IIIカーボンシャフト装着モデルが26400円(税抜価格24000円)となる。
「クリーブランドゴルフ CBZ ウエッジ」の特長としては以下の5つが挙げられる。
1つ目は、「ZーALLOY」+「ZIPCORE」が高いショット安定性を実現することである。「ZーALLOY」とネック部に軽比重セラミックピンをインサートする「ZIPCORE」の採用により、余剰重量を創出。トウ側に重量を再配分し、重心位置をアマチュアゴルファーの平均打点位置に近づけることで、オフセンターショットでも高い飛距離安定性と方向安定性を実現する。
2つ目は、「ZーALLOY」+「GELBACK TPU」でさらに心地よい打感になることである。従来モデルで使用したSUS431より25%やわらかい「ZーALLOY」と、従来モデルより約2倍増量したTPU素材のGELBACKをキャビティ部に搭載することでインパクト時の衝撃を抑え、優れたフィーリングを実現する。
3つ目は、「HYDRAZIP」+「ULTIZIP」が優れたスピンコントロール性能を実現することである。フェースブラストとレーザーミーリング(HYDRAZIP)をロフト別に設計。高精度設計グルーブ(溝)の「ULTIZIP」との組み合わせにより、ラフやウエット時など悪条件下でも優れたスピン性能を発揮する。
4つ目は、やさしく振り抜けるロフト別ソール設計であること。さまざまなシーンを想定し、あらゆる状況でのショットをやさしくするロフト別ソール設計を採用。また、幅広いソールと大きめのバンス角により、ソールが滑りやすくなることでミスを軽減する。
5つ目は、振りやすさを追求したクラブ設計であること。「ゼクシオ」アイアンからのバランスの流れも意識した設計により、従来よりも軽く、違和感のない振りやすさを実現した。

