昭和ホールディングスの26年3月期第2四半期決算は、売上高が43億3900万円で前年同期比4・7%減、営業損失は6600万円(前年同期は8600万円の利益)、経常損失は4億4000万円(前年同期は3億1000万円の損失)、四半期純損失は2億7000万円(前年同期は2億1000万円の損失)となった。
セグメント別では、ゴム事業の売上高は7億5995万9000円で同30・5%減、セグメント損失は2425万6000円(前年同期は3461万8000円の利益)となった。
昨年後半からIT投資などを除けば民間設備投資は低調に推移しており、下押しの影響を受けた。このため中間連結会計期間における納品が減少し、売上高は低調に推移した。この中でゴムライニング防食施工については、東日本における大手施工会社としてオンリーワン企業としての地位が確立され、大幅な減少はないものの低調に推移した。
また、厳しい暑さのなか、政府の規制強化もあり、夏場の大規模な現地工事が縮小傾向が続いている。今後においても顧客密着を図り、全体のスピード化を進めることで、現地補修案件を獲得すると共に、更なる売上げ増、利益増を目指していく。
26年3月期の連結業績予想は、現時点では適切な予想をすることが困難なことから、業績予想の公表を差し控えている。
