タイガースポリマーの26年3月期第2四半期決算は、売上高が241億9200万円で前年同期比1・8%減、営業利益は16億5400万円で前年同期比29・9%増、経常利益は18億4800万円で同25・7%増、四半期純利益は13億500万円で同64・2%増となった。
セグメント別では、日本の売上高は119億3700万円で同6・9%増、セグメント利益は4億2000万円で同143・8%増となった。家電用ホース・産業用ホース、ゴムシート類及び自動車部品は売価値上げの効果や販売の増加により、増収・増益となった。
米州の売上高は108億3400万円で同8・0%減、セグメント利益は11億6000万円で同1・2%減となった。自動車部品の販売が増加したが、産業用ホースの販売は減少し、さらに為替換算の影響も受けたため減収・減益となった。メキシコでは自動車部品の販売が増加し増収・増益となった。
東南アジアの売上高は18億7900万円で同2・6%減、セグメント利益は1億1100万円で同0・3%増となった。タイでは、自動車部品の金型販売が減少したため、わずかに減収となったが、経費の減少により増益となった。マレーシアでは、同社の連結子会社であるTigers Polymerは、清算に向けて事業規模を縮小しているため減収・減益となった。
中国の売上高は15億8000万円で同17・9%減、セグメント損失は9000万円(前年同期はセグメント損失2億3600万円)となった。家電用ホース及び自動車部品の販売減少により減収となった。
26年3月期業績見通しは、売上高は477億円で前期比3・3%減、営業利益は27億円で同4・7%減、経常利益は30億円で同8・7%減、当期純利益は18億円で同46・8%減を見込んでいる。
