東洋紡エムシーがケミカルマテリアルに出展 核酸合成活性化剤など展示

2025年11月17日

ゴムタイムス社

 東洋紡エムシーは、11月13日、2025年11月27~28日に東京ビッグサイトで開催される「ケミカルマテリアルJapan2025」に、ファインケミカル製品を出展すると発表した。同展示会は、化学企業とその周辺産業が一堂に会する総合展示会で、同社はその中の「先端科学材料・素材総合展」で展示を行う。
 同社は硫黄・窒素を含む有機化合物の合成技術を生かして、様々な医農薬中間体や電子材料などを製造販売している。自社開発品の販売だけでなく、受託製造にも取り組んでおり、多様化するユーザーのニーズに合わせた開発を行ってきた。
 「ケミカルマテリアルJapan2025」では、テトラゾール化合物を水溶化することで、消防法上の「危険物」から除外することに成功した「水溶性テトラゾール化合物」(初出展の開発品)をはじめ、核酸合成活性化剤「5ETT」「5BT」など同社独自の製品技術を展示する。また併せて、同社のアクア膜製品のモジュールも展示し、排水処理等の用途で化学メーカー等に提案する。
 出展する製品は、水溶性テトラゾール化合物のほか、核酸合成活性化剤「5ETT」「5BT」、IPTG(イソプロピルーβーDーチオガラクトピラノシド)、OPV(有機薄膜太陽電池)室内発電向けドナー材料、ルビジウムアジド、中空糸型水処理膜モジュール「ホロセップ」となる。
 会期は2025年11月27~28日10~17時、会場は東京ビッグサイト南展示棟ホール1・2、ブース番号Cー46、主催は化学工業日報となる。

ブースイメージ

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水溶性テトラゾール化合物

水溶性テトラゾール化合物

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